プルーストを読む―『失われた時を求めて』の世界 (集英社新書)作者: 鈴木道彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2002/12/17メディア: 新書購入: 5人 クリック: 23回この商品を含むブログ (24件) を見る

「越境の時―一九六〇年代と在日」が面白かったので読んでみた。これを読んだことでプルーストを読んだと言い張るのは詐称でしょうか?
へ〜そういう小説なんだ、という読み得感は得られたけど「失われた時を求めて」を実際に読んでみようという気にはならなかった。つーかたまたまだが「フーコー入門」といい、同じような本を同時に読んだな。プルーストフーコーも同性愛者らしいし・・。「失われた時を求めて」では同性愛者とユダヤ人の差別問題を同根として扱っているらしいが、やっぱそうなんかな。同性愛者もユダヤ人も差別したくないが、かれらの感覚ってか美意識的なものってやっぱ独特だよな(と線を引いてしまう)。どうあがいても真似できない、と思っちゃうのが差別なのかな?