読書感想文


マンガは哲学する (岩波現代文庫)

マンガは哲学する (岩波現代文庫)

(引用)

  • 20世紀後半の日本のマンガは世界史的に見て、新しい芸術表現を生み出しているのではないだろうか。世の中の内部で公認された問題とは違う、世の中の成り立ちそのものに潜む問題が極めて鋭い感覚で提起されているように思われる。
  • 芸術の鑑賞とは他者の狂気に触れる喜びなのではあるまいか。少なくとも私の場合はそうだ。
  • こういうマンガをかける人(吉田戦車)の哲学的感度は、殆ど筆舌に尽くしがたいものがある。私は少なくとも日本の哲学者でこの水準の哲学的感度を持った人を、一人も知らない。(中略)世界的にかつ歴史的にみても私がこの水準の哲学的感度を感じ取れるのはウィトゲンシュタインくらいのものだからである。


新版 論理トレーニング (哲学教科書シリーズ)

新版 論理トレーニング (哲学教科書シリーズ)

野矢氏はウィトゲンシュタインの専門家の東大の先生らしいです。
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=537647
この本を読むと会社でやられてるあれやこれやが余りにも非論理的に思えてやるせなくなる。本の最後に纏められている「注」とか練習問題の回答とか細かいところまで面白い!


墨攻 (11) (ビッグコミックス)

墨攻 (11) (ビッグコミックス)

こんな時代もあったのね。5巻くらいまで面白かった。


TIME HACKS!

TIME HACKS!

期待せずに読んだ分だけ楽しめた気がすう。著者はほぼ俺と同い年。


齋藤孝のざっくり! 日本史

齋藤孝のざっくり! 日本史

あまりにも歴史のこととか知らないので読んでみた。ざっくり全体の流れを俯瞰できるのかと思いきや、「明治維新」とか特定のトピックについて書かれてました。歴史上の事件とかを「スゴイ」と思えれば楽しくなるそうで。はい。


齋藤孝のざっくり!世界史

齋藤孝のざっくり!世界史

日本史と同じ。


ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス

ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス

学生時代、後輩に薦められたもののそのときは読まなくて、卒業後ogtrに1と2貸してもらって読んでたんだけど、このまえ上司から有無を言わさず2だけ貸し付けられて再読してみた。1から読むべきだと思った。そういや去年新しいのが出ましたね。


DEATH NOTE (13) (ジャンプ・コミックス)

DEATH NOTE (13) (ジャンプ・コミックス)

初代Lが死んだところで止まって、最近やっと読み終えた。疲れた。


7つの習慣-成功には原則があった!

7つの習慣-成功には原則があった!

自己啓発系の本でよく参照されてるので読んでみた。ある種の宗教だと思った。面白かったです。


決定版 ハーバード流“NO”と言わせない交渉術

決定版 ハーバード流“NO”と言わせない交渉術

「会社というおかしな場所で生きる術」で言及されているので読んでみた。正確には読み飛ばしてみた。WinWinで行きましょうという意味のことが書いてあるような気がした。


意思決定入門 (日経文庫)

意思決定入門 (日経文庫)

「会社というおかしな場所で生きる術」で言及されているので読んでみた。KT法の日本法人の代表だかの人の本。退屈でした。